パイロット 資格試験

パイロットの資格
【定期運送用操縦士】
 パイロットの中で最上位の資格、機長になるにはこの資格が必要。飛行機、回転翼航空機(ヘリコプター)、飛行船の3種類がある。
 それぞれ、以下に記載された時間の飛行履歴が必要。

(飛行機)総飛行時間1500時間以上(機長時間250時間以上、野外飛行200時間以上、夜間飛行100時間以上、計器飛行30時間以上)

(回転翼航空機)総飛行時間1000時間以上(機長時間250時間以上、野外飛行200時間以上、夜間飛行50時間以上、計器飛行30時間以上)

(飛行船)総飛行時間1000時間以上(機長時間200時間以上、野外飛行100時間以上、夜間飛行25時間以上、計器飛行30時間以上)

受験資格:21歳以上で、一定の飛行経歴を持つ者。しかし実情は、航空大学校などのパイロット養成機関を卒業後、長い訓練と実務経験を経た者でなければ合格できない。

【事業用操縦士】
 報酬を受けて操縦士としての業務に従事する際に必要。飛行機、滑空機(グライダー)、回転翼航空機、飛行船の4種類がある。それぞれ、以下に記載された時間の飛行履歴が必要。

(飛行機)総飛行時間200時間以上の飛行経験(機長時間100時間以上、540km以上の野外飛行で2回以上の生地着陸を含む機長としての飛行20時間以上、夜間飛行5時間以上、計器飛行10時間以上を含む)。

(回転翼航空機)総飛行時間150時間以上(機長時間35時間以上、野外飛行10時間以上、夜間飛行5時間以上、計器飛行10時間以上、オートローテーション着陸を含む)。

(飛行船)総飛行時間200時間以上(20回以上の離着陸を含む機長時間50時間以上、180km以上の飛行の間に2回の生地着陸を含む野外飛行10時間以上、夜間飛行10時間以上を含む)。

(滑空機)
 [動力]は、240km以上の飛行距離、2回以上の生地着陸の野外飛行、単独滑空15時間以上(20回以上の滑空着陸)、単独動力飛行15時間以上(20回以上の発動機作動中の着陸。
 [上級]は、機長滑空15時間以上、滑空75回以上。
 共通で、5回以上の失速からの回復。

受験資格:18歳以上。
 航空大学校卒業者は、実地試験免除。


【自家用操縦士】
 自家用飛行機を操縦する場合。飛行機、滑空機、回転翼航空機、飛行船の4種類がある。

(飛行機)40時間以上の飛行経験(単独飛行10時間以上、270km以上の飛行で、中間で2回以上の生地着陸を含む5時間以上の単独野外飛行、夜間における離着陸および航法の実施を含む20時間以上の同乗教育飛行を含む)。

(回転翼航空機)40時間の飛行経験(単独飛行10時間以上、野外飛行5時間以上、180km以上の飛行で中間で2回の生地着陸。夜間飛行20時間以上の同乗教育。オートローテーション着陸を含む)。

(飛行船)50時間以上の飛行経験(10回の離着陸を含む単独飛行5時間以上、90km以上の距離で1回の生地着陸を含む野外飛行5時間以上を含む)。

(滑空機)
 [動力]は、120km以上の野外飛行(1回の生地着陸)、単独滑空3時間以上(10回の滑空着陸)、単独動力飛行15時間以上(10回の発動機作動中の着陸)。
 [上級]は、単独滑空28回以上で2時間50分以上、総飛行時間12時間以上。
 共通で、失速からの回復の方法の実施。

受験資格:飛行機、回転翼航空機、飛行船が17歳以上。滑空機が16歳以上。

資格
(1)通常、はじめに自家用操縦士の資格を取得し、経験を積んで事業用操縦士、さらに経験を積んで定期運送用操縦士の資格を取得していく。自家用操縦士はパイロットスクールなどで取得可能。
(2)航空大学校を卒業し事業用操縦士免許を取得する。航空大学校は4年制大学2年以上在籍で64単位以上取得、あるいは専門学校卒業程度から受験可能。年齢制限あり。
(3)各航空会社が自社で養成するパイロットの採用試験に合格し習得する。

試験科目:
(学科試験)
 (1)航空工学、(2)航空気象、(3)空中航法、(4)航空通信、(5)航空法規。
(実地試験)
 運行に必要な知識、飛行前作業、飛行表および場周経路における運行、各種離着陸および着陸ならびに着陸復行および離陸中止、計器飛行関係、野外飛行関係、異常時および緊急時の操作、航空交通管制機関等との連絡、航空機乗務員間の連携など。


posted by sikago at 10:38 | 航空従事者 資格試験
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